Takafumi Tsuchiya 土屋 多加史: full of quietude 王女の孤独に満ち満ちて
PRESSRELRASE
レセプション 2007年8月6日 18:00 – 20:00
目を閉じることで体験できる世界は奇妙なことが多い。時間の秩序がなかったり、行ったこともない場所を歩いていたり、物語が突然始まりいつのまにか終わっていたり、知らない人と密会したり、見落としていた大切なものごとが露(あらわ)になってしまう、記憶違い、見間違いという類(たぐい)の歪み。まぶたの裏に芽生える映像の群れは、どこからくるのだろうか?一定の光源を持たないまま結ばれていくのだが、それは、瞬きでも、眠りの時でも、考え事をするときでも同じように映っている。祖父の見た風景を孫が見ることができないほど、加速度的に変化する現代の生活で、決して目の前の世界が最善という訳ではないように、私たちが思い描く世界の姿もまた移り変わり、その姿をとどめることはない。目を閉じることで広がる、素晴らしく良いがどこにもない場所を見てはみないか。
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Opening reception 2007/08/06